オプション検査について

オプション検査

近年、高齢化社会の拡大と共に、寝たきりや認知症にならず、健康的に生き生きと日々を暮らすことができる「健康寿命」を確保することが、大切な時代になっています。

このため、年齢とともに変化する健康状態を的確に把握する「健康診断」の充実が求めらているところです。当院では、健診内容の維持と更なる充実を図るため、人間ドック・健康診断を受診される方にオプション検査を用意し、利用者の皆様のご要望にお応えしています。充実した内容の検査をご希望される方は、お気軽にご相談ください。

 検 査 項 目

料金(税込)

備  考 

 腫瘍マーカーセット(5項目)

 6,600

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(腫瘍マーカー検査)

 腫瘍マーカーセット(3項目)

 4,400

 腫瘍マーカーセット(1項目)

 2,200

 甲状腺ホルモン検査

 4,950

 骨密度検査

 1,100

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(骨密度検査)

 ABI (動脈硬化検査)

 2,200

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(動脈硬化検査)

 頸動脈エコー ※事前予約制

 5,500

 胃がんリスク判定

 5,500

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(ヘリコバクターピロリ菌の検査)

 ヘリコバクター・ピロリ抗体

 2,750

 線虫N-NOSE検査

 16,800

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(線虫N-NOSE検査)

 腹部エコー ※事前予約制

 5,500

肝・胆・膵・腎・脾など内臓の病態を観察します

 脂肪肝進行度検査

 550

脂肪肝の進行程度を観察します

 腹部エコー+脂肪肝進行度検査※事前予約制

 6,050

 心臓エコー ※事前予約制

 9,350

心臓の筋や弁の動き、血流の様子を観察します

 子宮がん検診 (頚部)

 3,300

子宮頚部がん

 頭部CT

 6,600

頭痛などの症状:脳梗塞、脳内出血、脳腫瘍の診断

 胸部CT

 6,600

喫煙者、血痰、咳、胸痛などの症状
肺がん、肺結核、胸部大動脈瘤、その他胸部疾患

 腹部CT

 6,600

糖尿病、高血圧、肥満、右脇腹痛、背部痛などの症状
肝硬変、脂肪肝、胆石、腹部腫瘍、腹部大動脈瘤などの診断

 便培養(サルモネラ、O-157等)

 2,200

食中毒の原因となる菌の検出(食品・給食関連業務従事者)

※料金は令和6年4月時点の料金であり、変更になる場合があります。

・エコー検査は状況により当日希望されても実施できない場合があります。事前にご確認ください。

腫瘍マーカー検査

〇腫瘍マーカーとは・・・

がんがあるかどうかの目安になる検査の値です。

がんになったときに体内に発生する異常たんぱく(腫瘍マーカー)を血液検査で見つけます。この物質が一定の基準を超えて血液中に存在している場合、がんである可能性が高くなります。健診時に採血した血液で検査ができます。 当院では数多くの腫瘍マーカーのうち、以下の項目をセットにしてご提案しています。

項目有効な病気
AFP肝がん・肺芽腫・睾丸腫瘍など
CEA大腸がん・胃がん・膵臓がん・肺がん・乳がんなど
CA19-9膵がん・肺がんなど
シフラ肺がんなど
PSA(男性のみ)前立腺がん・前立腺肥大・前立腺炎など
CA125(女性のみ)卵巣がん・子宮内膜症など

甲状腺ホルモン検査

甲状腺疾患は女性、特に 20 代から 40 代の女性に多い疾患です。

種々の多彩な症状より自律神経失調症や更年期障害と類似症状が多く、甲状腺疾患(バセドウ病や橋本病)は見逃されやすい疾患です。

下記のような症状がある方は、是非この機会に検査をお受けください。

甲状腺機能亢進症(主にバセドウ病)の症状

 頻脈・動悸、発汗増多、生理不順、流産・早産、手指のふるえ、体重減少、神経過敏など

甲状腺機能低下症(主に橋本病)の症状

 生理不順、流産・早産、無気力、易疲労感、寒がり、体温低下、皮膚乾燥、記憶力低下、便秘、物忘れ、体重増加、むくみなど

骨密度検査

骨は一度できると変わらないイメージがありますが、常に古い骨を壊し、新しい骨を作っています。新しい骨が作られる量が少なくなると、骨がスカスカになります。この状態を骨粗鬆症といいます。骨粗鬆症になると、転んだだけで骨折する、身長が縮んでくる、背中や腰が曲がる、背中や腰の激しい痛みで寝込んでしまうなどの症状が現れます。

■骨粗鬆症は女性に多い疾患です

骨粗鬆症は圧倒的に女性に多く、閉経を迎える 50 歳前後から骨量が急激に減少し

60 歳代では 5 割、70 歳以上では 7 割の人が骨粗鬆症といわれています。

これは閉経により分泌が低下する女性ホルモン(エストロゲン)が骨を作る働きに

関わっているからです。また、偏食や極端なダイエット、遺伝、喫煙、過度の飲酒

運動習慣なども原因と考えられています。

■検査方法

当院の骨密度検査は足のかかとに超音波を当てて検査を行う方法になります。

他の骨密度検査と異なりX線を使用しないので、被ばくの心配はありません。

※足のかかとで検査を行いますので、ストッキング等は脱いで頂きます。ご注意下さい。

動脈硬化症の検査

動脈硬化とは、わかりやすく言えば「血管の老化」で、心筋梗塞や脳血管疾患など重大な病気を引き起こす原因となります。動脈硬化症を早期に発見する検査として、当院では頸動脈エコー検査とABI検査がオプション検査で行えます。

※検査結果は当日わかるので、診察時に医師から結果説明を受けることが可能です。

頸動脈エコー(超音波)検査  ※事前予約制

首の血管を検査することにより、脳血管疾患(脳梗塞など)に対する評価や全身の動脈硬化の程度をみる検査です。

ABI検査

両手・両足に血圧計を装着し、血管の詰まり具合や血管の硬さを調べる検査です。

■動脈硬化ドック

動脈硬化症に対して、より総合的な評価をおこなう「動脈硬化ドック」も行っています。

ヘリコバクター・ピロリ菌の検査

◎ヘリコバクター・ピロリ菌とは・・・

胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍さらには胃がんの原因菌と言われています。日本人の胃がん患者の 90%以上がピロリ菌の保有者といわれるほど、胃がんとピロリ菌には強い関係性があります。日本では 50 代以上のピロリ菌感染率は 70%を超えているといわれており、実際に胃がシクシクと痛む、あるいは慢性的に胃もたれを感じるなどの理由で検査を受けて、はじめてピロリ菌に感染していることが発覚したというパターンは少なくありません。

■ピロリ菌の検査

ピロリ菌の検査には内視鏡を使う検査と内視鏡を使わずに行う検査があります。
内視鏡で行う検査:内視鏡検査の際に、胃粘膜の一部を採取し、ピロリ菌の有無を判断します。
内視鏡を使わない検査:血液検査・呼気検査など以下の検査法があります。

■ヘリコバクター・ピロリ抗体(血液検査)

※健診の採血と同時に行うことが出来ます

人の体は細菌が入ってくると体内に「抗体」を作ります。ピロリ菌に感染した人はピロリ菌に対する抗体ができていますので、これの有無を調べます。ピロリ菌は胃粘膜にダメージを与え、さまざまな病気の引きがねになると考えられています。

■胃がんリスク判定(血液検査)

※健診の採血と同時に行うことが出来ます

ヘリコバクター・ピロリ抗体検査とペプシノゲン検査を合わせた検査法です。ヘリコバクター・ピロリ抗体検査でピロリ菌の有無を、ペプシノゲン検査で胃粘膜の萎縮度を調べ、その結果を組み合わせて胃がんのリスクを分類して評価する検査法です。

■尿素呼気試験(呼気検査)

ピロリ菌の持っている「ウレアーゼ」という酵素は尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解しますが、このときの二酸化炭素は吐く息の中に出てきます。最初に呼気を採取し、その後特殊な尿素製剤である試験薬を飲んでから 20 分ほど置いてから再び呼気を採取します。除菌治療をした後に除菌できたかの判定によく使われる検査です。

※絶飲絶食が必要の為、バリウム検査と同日に実施できません。

線虫N-NOSE検査

※健診の検尿と同時に行うことができます

嗅覚に優れた線虫が、がんの匂いに反応することを利用したがんのスクリーニング検査です。早期がんにも反応することが臨床研究で確認されており、一度の検査で全身15種類のがんリスクを調べることができます。(※がんの種類を特定する検査ではありません)
詳しくはN-NOSE(エヌノーズ) | 尿1滴でわかる!線虫がん検査 N-NOSE®︎をご確認ください。

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