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ヘリコバクター・ピロリ菌の検査

◎ヘリコバクター・ピロリ菌とは・・・

胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍さらには胃がんの原因菌と言われています。日本人の胃がん患者の 90%以上がピロリ菌の保有者といわれるほど、胃がんとピロリ菌には強い関係性があります。日本では 50 代以上のピロリ菌感染率は 70%を超えているといわれており、実際に胃がシクシクと痛む、あるいは慢性的に胃もたれを感じるなどの理由で検査を受けて、はじめてピロリ菌に感染していることが発覚したというパターンは少なくありません。

■ピロリ菌の検査

ピロリ菌の検査には内視鏡を使う検査と内視鏡を使わずに行う検査があります。
内視鏡で行う検査:内視鏡検査の際に、胃粘膜の一部を採取し、ピロリ菌の有無を判断します。
内視鏡を使わない検査:血液検査・呼気検査など以下の検査法があります。

■ヘリコバクター・ピロリ抗体(血液検査)

※健診の採血と同時に行うことが出来ます

人の体は細菌が入ってくると体内に「抗体」を作ります。ピロリ菌に感染した人はピロリ菌に対する抗体ができていますので、これの有無を調べます。ピロリ菌は胃粘膜にダメージを与え、さまざまな病気の引きがねになると考えられています。

■胃がんリスク判定(血液検査)

※健診の採血と同時に行うことが出来ます

ヘリコバクター・ピロリ抗体検査とペプシノゲン検査を合わせた検査法です。ヘリコバクター・ピロリ抗体検査でピロリ菌の有無を、ペプシノゲン検査で胃粘膜の萎縮度を調べ、その結果を組み合わせて胃がんのリスクを分類して評価する検査法です。

■尿素呼気試験(呼気検査)

ピロリ菌の持っている「ウレアーゼ」という酵素は尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解しますが、このときの二酸化炭素は吐く息の中に出てきます。最初に呼気を採取し、その後特殊な尿素製剤である試験薬を飲んでから 20 分ほど置いてから再び呼気を採取します。除菌治療をした後に除菌できたかの判定によく使われる検査です。

※絶飲絶食が必要の為、バリウム検査と同日に実施できません。

有田地方での医療介護の充実に
貢献できるよう努めています

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